■【私的銘酒考】 其の六「芋焼酎 川越」
この十数年来、空前の地焼酎ブームにより、様々な焼酎が注目を浴びております。
また、これまではオヤジのお酒のようなイメージのあった焼酎が、お洒落なお店などにもラインナップされ、一般化してきたことは非常に喜ばしい事だとは思います。
70年代80年代に、10年後に居酒屋で女性がロックで焼酎を飲む姿を誰が想像したでしょうか?
しかし、逆に本来は1升が2000円ほどのはずの焼酎にプレミアがつき、物によっては3万を超える高値で流通しております。そしてその差額のほとんどは作り手に入ることなく流通業者に入っている事実も認識に無くてはならず、その原因は買い手である我々にもあると言うことを忘れてはいけないのかと思います。
今日紹介するのは、知名度は「魔王」や「森伊蔵」に及びませんが、私の美味い焼酎ランキングでの断トツの1位!宮崎は川越酒造の芋焼酎「川越」です。
どのくらい断トツかと言うと競馬で言うと1973年のベルモントステークスでのセクレタリアトくらい断トツです。※2着に34馬身差をつけて勝った伝説のレースです。
競馬にまったく興味が無い方には分かりにくい例えですが、他の追随を許さない圧倒的な美味さだと言うことです。
特徴は、まさに『芋、いもっ!!!』と云う感じのふくよかで優しい甘みです。
香も非常に芋くささが出ており、日本酒でいうところの純米酒のような、素材そのものの良さが前面に出た飾り気の無いシンプルな焼酎です。
すっきりとしたドライな芋焼酎が好きな方にはオススメできませんが、初めて飲んだときには、「素材の味が活きている」とは、まさにこういう事をいうのだと感心した記憶があります。
飲み方としてはロックでも水/お湯割りでもどちらでも良いと思います。
味に嫌味が無いので、じょかをして食中酒としても良いです。
ちなみにベストパートナーは「辛子レンコン」ですね^^(T)
| 固定リンク


コメント